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建築工房 sora

宮城の建築工房 自分らしい自由な日々の記録


by 建築工房sora

塩釜市玉川 KKM様邸 屋根形状

塩釜市玉川 KKM様邸 屋根形状_a0129702_17255519.jpg
塩釜市玉川 KKM様邸、写真は数日前のものです。

オープンガレージが雑多になっていますね・・・。

今日の夜から明日にかけて風が強くなると予報されているので、今日は写真に見える水色の断熱材等を全て室内に避難させたりしてキレイに片付けましたよ。

さて、写真は足場で見辛いですが、KKM様邸のオープンガレージ部分、正面もサイドも水平に見えるようにデザインされています。

2方向、若しくは3方向からの見え方を水平に見せたい場合にはパラペットを立ち上げて、小さい手摺壁みたいなものを作って、その内側を屋根かFRP防水などで仕上ると簡単に水平に見える外観を造る事が出来ます。

今までも似た様なデザインで作って来たことも有ります。

ただ、屋根をプール状に造るため排水口(ドレン)が詰まらない様にしてね♪とお施主様へは説明しているのですが、どうも不安。

バルコニーの様に簡単にアクセス出来るのであれば問題は無いと思うのですが、それが屋根となると簡単には掃除に行けないし、そもそも普段の生活の中でそう言うことを忘れてしまう場合もあるでしょう。

と言う事で、KKM様邸のオープンガレージの屋根は極力メンテナンスに手間を掛けず、水平に見える方法を採用しました。

塩釜市玉川 KKM様邸 屋根形状_a0129702_17255972.jpg
ザッツ寄棟。

下から見ている屋根がまさか寄棟になっているとは!

緩勾配にしているので、地上からは屋根面が見えずただの水平な軒先しか見えません。

0.5寸勾配で逆の谷にする事も考えたのですが、せめて1寸勾配は欲しかったので寄棟になりました。

デザインとメンテナンス性、そしてコストを考慮しての家造り。

こんな所にも生かされています。

では。






























建築工房sora HP

Commented at 2017-02-25 14:13
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by koubou-f-style | 2017-02-20 17:56 | 塩釜市玉川KKM様邸 | Trackback | Comments(1)